唐津砂 続編
唐津砂の採取問題について調べていたらオンライン署名サイト「署名TV」で署名活動が始まっていました。
「唐津近海の漁場・生態系保護のためでの海砂採取の即時中止を」というプロジェクトです。さっそくわたしも署名しました。
説明ビデオでNNNドキュメントも見て、海砂採取を禁止するだけではすまない大きな問題なんだな、と考えさせられました。
砂からコンクリートを作り、それで道路やビルを造る。今は不況で新しいビルをたくさん造れないだろうけど、経済が回復して、建設ラッシュになったら、唐津の海はどうなってしまうのだろう。魚がいなくなったら、いよいよ輸入に頼るんだろうし、最終的には人もいなくなって、最後に残るのは無人のビル郡だけだったりして。
まさかうちの近所で最近造られている高速道路のコンクリートは唐津の海砂じゃないよね・・・?とも思いました。
漁に出られなくなって、仕方なく土木作業員として働いてらっしゃる方の言葉が胸に刺さりました。
「猟師がいちばんよか。
海に行けんていうとが一番寂しかもんね
猟師が海に行けんてね・・・これほどみじめなことはなかたい。」
ためいきをつきながら、そうおっしゃっいました。
60代になってから慣れない土木作業をするのは、どんなに大変でしょうか。本来なら、陸地ではなく海が、土ではなく水が、猟師にとっての居場所なのに、「みじめ」だと感じながら働いていくのは、どんなに辛いでしょうか。
瀬戸内海では海砂の採取が禁止されたそうですが、すでにかなりの量を採取されたのでもとの状態に戻るには2万年から3万年もかかってしまうそうです。人間って、自然が何万年もかけてゆっくりゆっくり創りあげてきたものをいとも簡単に変えたり、壊したりしちゃうんですよね。
署名活動はまだ始まったばかりのようですが、ひとりでも多くの方に唐津の海の現状について知っていただき、署名活動にご協力いただけたら・・・と思います。
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